このタイトル、イタリアで一日に何度も聞くスローガンです(笑)。
今サミット参加のためにブッシュがヨーロッパに来ているけれど、
全欧あっちこっちで反ブッシュのデモが行われている様子。
イタリアで大流行、
息をする靴【GEOX】
不快な「蒸れ」から足を開放することに
徹底的にこだわったイタリア生まれの靴。
こちらはそのGEOXのファーストシューズ。
小さいけれど大人のGEOXシューズと同じ機構が施されています。
たっちを始めた赤ちゃんのお靴の練習向けの柔らかい素材。
以前ミュンヘンでサミットがあった時には
「反アメリカ」の デモが起こったけれど、
もう今標的はブッシュ一本に絞られている模様。
旗には「NO WAR, NO BUSH」なんて書いてあるし、
まぁこれだけ世界中で嫌われる人ってのも
珍しいんじゃないだろうか。

こっちで報道されているニュースによると、
今サインをするとすべてドイツを始めとする欧州連合が
決めたことに従うことになってアメリカに不利になるから、
京都議定書に定めのない13年以降まで待ってアメリカが
主導権をとることが出来る段階になってから
サインをするつもりなんだそうだ。
世界全体排出量の4分の1 の二酸化炭素を垂れ流しておいて
よくもまあヌケヌケと…(呆)。
ドイツでは二酸化炭素排出ゼロを目指して
いろいろな取り組みが行われていて、
「カーボンオフセット(炭素相殺)」
「カーボンニュートラル(炭素中立)」と呼ばれる
「排出した分を他のことで相殺しよう」という試みが
注目を浴びている。
この前W杯では、開催中に排出されたCO210万トンの
二酸化炭素を、牛の糞からつくったバイオガスを
家庭燃料にするなどして途上国での事業で
相殺した そうだ。
またあのFIFAはインドの家庭700世帯にこのバイオガスを
利用できる調理器具を提供したらしいし、
この機械を作った企業は協力してくれる牛農家などに
150万円ずつの寄付までしたんだって。
おまけに二酸化炭素排出ゼロを売りとする
PCや携帯電話なんかも開発されていて、
店を訪れる人たちが熱心に店員から
話を聴いている様子がテレビで紹介されていた。
これからは公共のトイレは水を使わずに乾燥して
分解するものに少しずつ変えていくみたいだし、
多くの街灯もソーラーパワーにして
いくつもりらしい。
(あ、イタリアも駐車場のチケット販売機とか
道路に埋め込まれているライトなんかは
ソーラーパワーが多く見られるけど、
このひどい暑さも何かの役に立っていると思うとなんか嬉しい。)
ドイツってこういうところ、本当にすごい。
確か1991年だったと思うけど、私が繰り返し購入して使っていた
髪の毛用のムースがある日突然ミュンヘンから消え去ったことがあった。
いつも買っている店になかったので「売り切れか、」と思い
他の店も周ったんだけど、どこにいっても何日経っても手に入らない。
外出するたびに色んな店を覗いてみるけど全然見つからない。
結局メーカーに電話したところ、「フロンガスの規定に反するので
製造中止になった」ということだった。
有名メーカーのものだったし、他の国なら少しずつ撤去して
いくんだろうけれど、ドイツでは国からの補償もでるし、
なにしろ「規則は絶対」なのでその日のうちに徹底して
撤去されてしまうんだと思う。
1991年の日本なんてバブル真っ只中で環境問題なんて口に出したら
馬鹿にされるくらいじゃ済まなかった頃じゃないだろうか?
日本の友達にドイツのスーパーでビニール袋が有料だという話をすると、
必ず「ドイツってケチくさいねー、客からさらに金とるなんて!」
という反応ばかりだった。
あとその時働いていた会社にある日突然何かをチェックするための
人たちが訪れ、私たちが利用していた使い捨ての
プラスチックカップの使用をやめるように言ってきたことがあった。
「それぞれが自分で使うカップを家から持ってくれば良いことだ」
と言っていたのがすごく印象に残っている。
スーパーのサラダバーに行けば
前回持ち帰った容器を洗って
持参 してきている人がいる国、ドイツ。
社会保障の仕組みからして日本やイタリアが
猿真似さえできないところまですでに進んでしまっているのは
もちろん知っていたけれど、環境問題への取り組み姿勢も
知れば知るほど絶句。すごい。
ブッシュさんももうこれ以上バカなこと考えずに、
いっそドイツと手を組んでアメリカにエコブームを巻き起こせば
これまでの汚点もすべて帳消しに出来ると思うんだけどね。
じゃなかったらパリスと一緒に刑務所に入って反省するとかー(笑)。